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私の実家には、デル君というミニチュアダックスフンドがいます。 私が就職で家を出て2年後くらいから、実家で飼い始めました。 当時はミニチュアダックスフンドの人気が出だした頃でした。 その前にヨークシャテリアのレナちゃんを16年飼っていましたが、デル君の行動は同じ犬なのに随分違う面がありました。 まず子犬時代はカーペット、クッション、TVのリモコンに至るまで噛みちぎってしまいました(成犬になった後はしませんが・・・)。 レナちゃんは人がベルを鳴らすだけでうるさいくらい吼えましたが、デルはわりと冷静です。 |
レナちゃんは、食事を「これでもか・・・」というほど欲しがりましたが、デル君は決められた量を食べれば満足します。 この食事の違いには、幼少期のしつけが原因としてあります。 レナちゃんはおじさんからもらった犬なので、しつけなしでウチにきました。 1975年頃ですから、まあその頃に犬にしつけなんて無かったでしょうね。 デル君が実家に来たのは1993年頃ですから、この頃になるとしつけをしっかりしておく事の重要性の情報がちまたにあったのでしょう。 デル君の毛は、短く光沢がある スムースと言われている種類です。色はシェーディットレッド。 家の中で運動が足りているせいか、散歩はそんなに要求しません。これもレナちゃんとはえらい違いです。 私は年に1−2度しか実家に帰りませんが、子犬の時から私を家族の一員としてしっかり覚えてくれて、いつも歓迎してくれるのでうれしいです。 そういえばレナちゃんは家族が帰ってくると、たまにウレションしてたっけ。 ◆ぎっくり腰とヘルニア◆ ダックスフンドなので胴が長いのが特徴ですが、胴の長さが災いしぎっくり腰のような症状になった事があります。 それは階段の上り下りで、特に下りが腰に負担がかかるようです。 まだ若かったのでそんなに引きずりませんでしたが、あの体系なので老犬になったらヘルニアの注意が必要です。 毛色がシェーディットレッドと書きましたが、年をとるにつれ顔の毛が白くなってきました。今から注意が必要かな。 ヘルニアは5頭に1頭の確立で発症するという、確率の高い病気らしいです。治療には、手術の他に針治療という手もあります。 階段はもちろん、椅子やベットへのジャンプもさせないのがヘルニア予防の最大の方法だそうです。 ◆好きなあそび◆ ボール投げが好きですが、布団を鼻先で引っ掻き回してぐしゃぐしゃにするのも好きです。 一度布団を敷いている時にそれをやられたので、邪魔なのでデル君を退かそうと胴を触った瞬間、本気で噛まれました。 親指の爪の中に歯が食い込んで流血・・・。レナちゃんを通じて本気で噛まれたのは初めてでした。やはり犬のあごの力はすごい。 何かに夢中のときは危険だという事が分かり、その後は気をつけています。 (布団が気になるデル君) ◆腹いせ◆ 実家の両親が外出するときには、デル君に留守番をよく言い聞かせて出て行きます。 これを怠って何も言わずに出て行くと、便をしてはいけないところにしてしまいます。 食卓の上にされた事もあります。人が嫌がる事を良く知っています。 でもこういう腹いせ行動はヨークシャのレナちゃんもありました。ゴミ箱のティッシュを細かくちぎって床に散乱させるという事がありました。 だから外出するのも気を使います。外泊なんてできません。 こういう事は、猫にはないなー。1拍くらいまでなら平気です。 犬はかしこさには、驚かされる事が度々ありますね。 |
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