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猫は家族の一員であり、旅行の時といえど一緒に行動したいものです。 でも猫は元々なわばりで暮らす動物なので、外に出るのがストレスなんですね。 だから旅行のときは家にいるのがいいのか、連れて行くのがいいのか分からなくなって、口が利けたらなと思った事もあります。 海外旅行に出かけた時は1週間くらい主治医に預けましたが、その間病院のオリの中だったので、帰って来た頃にはちょっとおとなしくなってました。 |
最近は女房の実家が割りと近いので、極力やっかいになっています。 子供の頃から来ているので、わりと慣れています。 ◆片道500キロの旅◆ 若い頃に1度だけ、兵庫から私の実家の千葉へ車で行った事があります。 その時は、車がランクルだったのでラゲージにトイレを置いてあとは車内を自由にさせていました。 室内の物色など落ち着きがない様子でした。 道中トイレのしつけ無しでも、ラゲージのトイレを使っていました。 渋滞はあまりなかったとはいえ、片道9時間近くかかりました。 ミュウもよくがんばったと思います。 でも、実家にはミニチュアダックスのデル君がいるので、これもミュウにとっては試練でした。 実家に着くなりケージに入れましたが、デル君も猫との初コンタクトですっかり興奮気味。 けたたましく吼えられる中、スローモーションのようにゆっくりケージから出てきましたが、そのままゆっくりとケージに入って動かなくなりました。 きつい性格のミュウがこんなにビビっている姿は見た事がありません。 これは限界だと思い、すぐに別室に隔離しました。 3日後に、再度コンタクトさせました。今度はデル君もだいぶ落ち着いておりミュウの後ろを歩いていきます。 ミュウは、それを度々威嚇します。 今度はミュウが引っ掻く等の格闘モードに入りそうだったので、コンタクト終了にしました。 結局、3−4日ではお互いの溝は埋まらず帰路に着くことに・・・。 帰りは、お疲れで後部座席に置いた自分のベットで殆ど寝ていました。それからは連れて行ってないので、デル君とはこの1回だけです。 ◆車に慣らせる◆ ミュウは子供の頃から乗せていますが、思ったほど対応できていました。 でも、猫(犬も)は本来慣れが必要のようです。 実家のデル君は慣れるまで、車内で大小両方ともおもらししてしまいました。 親父の駅への送迎での片道10分程度でも駄目でしたが、毎日乗せていると慣れて今は、ドライブ大好きです。 猫も同様なおもらしの例や車酔いの例があります。 ですので継続して少しずつ車に慣らす事が必要です。 まず車を動かす前に、車内に慣らすことからはじめましょう。 車内の雰囲気に慣れたら、ドライブしてみましょう。 ドライブの時間も徐々に延ばしていくといいでしょう。 走行中は、なるべくキャリーバックに入れておくのが安全ですが、車内を自由にさせる場合は、フロント座席(特に運転席)には近づけないようにしましょう。 又、窓を開ける場合は飛び出さないよう注意してください。 ◆電車に乗せる◆ 私は経験がありませんが、キャリーバックに入れて電車で旅行する人も見かけます。 新幹線に乗っている時、隣の女性がキャリーバックに猫を入れて乗車していました。 乗務員が切符の確認に回ってきたところ、乗務員が猫に気付いてその女性に猫の持込料を請求していました。 これは初めて知りました。この女性も始めて知ったと思いますが、JRではペットの持込は「手回り品」扱いになるので、改札口で普通手回り品きっぷ(料金270円)を購入し、キャリーバッグにつける事になっているようです。 ◆飛行機に乗せる◆ 飛行機を使った旅行ですので移動距離はありますが、時間的には車よりさほど短い事も考えられます。旅行場所によっては有効な手段かもしれません。 国内線においては、機内への持込は不可になっています。 原則として搭乗30分前までに発券カウンターで申し込みます。 搭乗料金を支払った後、チェックインカウンターに預けると航空会社のケージに入れられ、猫は貨物室へ運ばれます。 料金は航空会社によって異なります。 こうなると当然ですが、飛行中に水や食事を与えることはできません。 国際線は、全日空が2005年7月31日をもって機内持ち込みを終了しました。 同様にJALも2006年4月1日をもって終了しました。 これは動物アレルギー対策によるものだと言われています。 持込は国内線同様、貨物室への預かりとなります。 ただ海外の航空会社はまだ客室への持込可が多いみたいです。 |
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