miuyu.com  

異物を食べる

問題行動の一つに、異物を食べる行動が挙げられます。
問題行動としては、猫の体に悪い影響がある行動ですので飼い主が適切な対処をしなければなりません。

ミュウの問題行動は、ビニールを食べる事です。
ビニールは何でも食べる訳ではなくて、レジ袋は食べません。

同じポリエチレン製品でもレジ袋は食べなくて、梱包剤のプチプチは食べるので、特に材質は関係ないようです。

子猫時代からの習慣で、これは今でもかわりません。でもこれが元で吐く事もあるので体に悪い事としてなるべくビニール物を置かないようにしています。


(ミュウに噛まれたビニール製の布団袋)

猫は毛玉を吐くために雑草を食べるので、その代わりの行動として捉えていましたが、退屈や不安を紛らわすためとかストレスなどとも言われますが、はっきり解明されてないようです。

ミュウはビニールのほかには輪ゴムも食べてしまいます。
輪ゴムはビニールより最悪の事態を招きます。

輪ゴムを食べると便と一緒に排せつされますが、輪ゴムがそのまま残っているので便が切れずにつながってしまいます。

切れずにおしりにぶら下がったままトイレから出てきますが、すぐに気持ち悪さを感じておしりを床にこすりつけながら歩いて、何とか便を切ろうとします。

床に便のチョークでいたずら書きされているようなものです。
この行為により、我が家の床は臭くてとんでもない事になります。

ですので、輪ゴムの放置だけは気をつけています。


(この洗濯カゴもよく噛まれました。)


毛糸や布製品

ミュウは食べませんが、毛糸やタオル、毛布といったやわらかい起毛調の布製品を食べる猫が結構多いようです。

ビニールよりも猫の問題行動の事例としては多いのではないでしょうか。

こういったやわらか系の布製品を親猫のおなかと思ってしゃぶったりしているうちにエスカレートして食べてしまうようです。

ミュウも毛布などの上に乗ると、前足を何度も踏みしめる行為をします。これも親猫のおなかをなぞらえている行為なのではないかと思います。

ウールサッキングともいうこの問題行動は、4歳くらいでおさまる猫が殆どのようですが、成猫後も続いてしまうケースもあります。

ビニール同様吐いたり便と一緒に排せつしますが、便秘や消化不良になったり、最悪の場合腸が詰まったりする危険もあります。

詰まった場合は切開手術ということにもなりかねません。
ですのでこれらの問題行動は、私たち飼い主が整理整頓を心がけることで改善できます。

食べる可能性のあるものは猫に届かないところに片づけてしまうのが、最良の方法です。


スプレー行動

猫の問題行動の筆頭は、強烈な臭いのオシッコをひっかけるスプレー行動のようです。主に去勢前の男の子に見られます。

うちのミュウは女の子なのでありませんが、女房の実家の猫が男の子でたまにやります。

私らが実家に泊まると、私らが寝ていた布団にひっかけられた事がありました。これは私らがミュウを連れて行くので、そのストレスで私らが嫌がる行為をとったものと思われます。

スプレー行動は縄張りの主張の為、大抵カーテンや壁といった垂直の場所でやりますが、不満感や他の猫の刺激があるとこのようにモノに対してもやります。

あまりにひどいスプレー行動の対策として、

・縄張り、他の猫のストレスをなるべく取り除く。

・猫は排泄する場所では食事をしないという習性から、スプレーした場所で食事させる。

・動物病院に相談し、安定剤を服用する。

又、去勢をした猫はスプレー行動も抑えられるようですが、女房の実家の猫は去勢済みでしたので、去勢による効果は様々だと思います。
 

  Category

  
Home

  ある子猫との出会い

  猫のしつけ� 猫のトイレ

  猫のしつけ� 猫の爪とぎ

  猫の食事

  猫の問題行動

  猫と健康

  猫と旅行

  ペットとアレルギー

  ミニチュアダックスフンド

 
Copyright (C) 「猫とペットのページ」All Rights Reserved