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◆肥満と食事◆ミュウはハッキリ言って肥満体です。これは私ら親が悪いのです。食事のあげすぎで常にフードが食べられる環境なのが原因です。一般的な成猫の平均体重は3〜5kgですが、これを超えると肥満といえるでしょう。 ミュウの場合リミットぎりぎりですが、おなかのたるみがあるので肥満といえます。 太りやすい体質というのは人間と同じで、子猫時代の食事に大きく関係します。 |
子猫時代にカロリーをとりすぎると脂肪細胞の数が増えます。そのまま成猫もとり続けていると、脂肪細胞が大きくなって肥満になっていきます。 脂肪細胞の数が増える事で、食事制限でもなかなか痩せにくい体質になるのです。 ミュウはこのサイクルにはまってしまいました。 又、室内での生活ですので、運動量も多くないというのも良くありません。 肥満解消には、一日の食事量を決めて食事を1日2−3回に分ける事。今は肥満猫用のダイエットフードがあるので、活用してみるのもいいでしょう。 運動は急激にやると心臓や腰・間接体に良くないので、ある程度体重が落ちてからはじめると効果的です。 肥満が猫にもたらす病として、糖尿病・・肝臓病・泌尿器疾患・関節・脊椎疾患・呼吸器疾患・循環器疾患などですから、主要なところはほぼ網羅されてしまします。 徐々にミュウを苦しめる前に手を打つ事にしました。 我が家は、切ない瞳で見つめられても、泣いて訴えてきても心を鬼にしてミュウのためと思い食事制限を決行しています。 (ミュウの食卓) ◆好物について◆ 若い頃に比べて運動量も減ったし、今は年齢的にも老猫用のドライフードに変えました。 ミュウは子猫時代はアイムスのドライフードでしたが、ヒルズに変えたところ便の臭いが和らぎました。それからは現在までヒルズにしています。 キャットフードには、元々肉食動物である猫に必要な栄養素がバランスよく含まれているので、フードのみ与えていても全く問題ありません。 ただ、一緒に生活していると人間の食べ物にも興味を示しますね。 ミュウは焼き魚とジャコ以外は見向きもしません。女房の実家の猫はマグロのさしみを食べてましたが、ミュウは全く関心ありません。 焼き魚も1−2口食べると満足して行ってしまいます。 一番驚いたのが親戚のチンチラで、なんとアンコが好きなのです。 猫によって食の好みもだいぶ違うのですね。 でも、人間が普通に食べているものでも、猫にとっては健康を害する食べ物ってあるので気をつけましょう。 (子猫の頃) ◆猫に良くない食べ物◆ ここで、人間の食べ物で猫に良くない物を挙げます。 『乳製品』 猫は乳糖を分解する酵素が少ないので、下痢を起こすことがあります。 『ネギ類』 タマネギや長ネギといったネギ類は、血尿や貧血の原因となります。これは犬も同様だったと思います。 『イカ』 意外なところではこのイカです。生イカはビタミンB1欠乏症に陥り、腰がふらついて歩く事が困難になります。 又、スルメも嘔吐の原因になる事があります。 『塩分』 殆ど汗をかかない猫にとって、塩分のとりすぎには注意が必要です。 人間の食べ物は、調理によって塩分が多くなるので気をつけましょう。 『冷たい物』 冷たい飲み物や食べ物は、下痢をする原因になりますのでご注意を。 (人間にも言えますが・・・) 常温が一番良いようです。 |
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